私は子供の頃の経験から宗教というものにあまりいい感情を持っていませんでした。
そのため神社への参拝も、ごくごく一般的に、初詣やお祭りのときに行く程度でした。
日常的には神社を意識することはほぼ無かったといっていいでしょう。
でもねぇ、神社の近くに住んでるんですよ。もう十年以上も。
その話をしたら
「えー、普通の人ならそんなところに住めないよ。呼ばれてるんじゃないの?」
「そうなのかなぁ」
眞名井神社の件もあったし、ここに住んでいるのも何か意味があるのかもしれないと思うように。
この神社はそんなに立派ではなく、どちらかというと小さめで地元の人しか来ないようなところです。
でもそれなりに歴史はあり、地元の氏子がしっかり支えています。
「とりあえず週に一回でもいいからお詣りするようにしたら?」
「そうしようかな」
で、行ってみました。
この時はまだ自分の名前を名乗ることとかもわからなかったなぁ。
二礼二拍のあと本殿に向かって
「こんなすぐ近くに住んでいて、毎日目の前を通っていたのに挨拶に来なくてすみませんでした。
これからはできるだけ挨拶に来るようにします。
今後ともよろしくお願いします。」
いままで無視してきた申し訳なさがあり、週に一度はお詣りしようと決めました。
でもその後、実際には二日に一度はお詣りに行っています。
喜んでくれてるならいいんだけど・・・。
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